4大結び

  • ご存知ですか? 日本には昔から「4大結び」と呼ばれる4つの基本的な結び方があります。

    4大結びとは『 本結び 』『 外掛け結び 』『 内掛け結び 』『 漁師結び 』の事です。「本結び」を「内掛け本結び」と呼ぶ事もあるかに聞いておりますが、元来、「本結び」と「内掛け結び」は全く別の結び方ですので、「内掛け本結び」の呼称は非常に紛らわしく、本ホームページでは明確に分けて使用しております。

  • この様に色々な結び方が発達したのは、世界中で日本だけです。
    理由は、欧米で使用される針は大部分が環付き(針軸の後部を曲げて輪にしてある)に対し、日本では、大部分が耳(タタキ)付き(針の端を平たく加工)だからです。

    耳付き針は、環付き針に比べて重量が軽く、水の抵抗も少なく、又、餌をハリス部分までコキ上げて使用できる事から、デリケートな釣りを楽しむ日本で多く使われるようになりました。

  • ファジーで製造の『スピード針むすび・細糸用/標準用』は『外掛け結び』専用(注記)、又、『スピード針むすび・太糸用』は『本結び・外掛け結び』両用です。

    注記:『太糸用』の使用説明書をご覧いただき、手順を理解していただくと、
        現在の『細糸用/標準用』でも『本結び』を結ぶことができます。

4大針結びの特徴:

(1)本結び(俗名:地獄結び 英名:ネイルノット)

4knot_1_1

4knot_1_2

  • 針の前後から、糸が全て巻き付け部の中に潜り込む事から、結束力/耐摩耗性とも最強の結びです。
  • 2本の糸が直線的に潜り込んでいる為、両手で(プライヤー不要)増し締めをするだけで 上下から均等に締め込まれ、強力な結束力が得られますので、10号以上のハリスを使う大物釣り師に愛用されています。
  • 英国では、フライラインの先端にリーダーを結ぶ時、クギ(ネイル)を添えて(現在はパイプ使用)同じ結びを作ります。
  • ただ、手で結ぶのが難しい為か、書物に紹介される事も少なく、知らない方が多いのが現状です。

(2)外掛け結び

4knot_2_1

4knot_2_2

4knot_2_3

  • 早く、簡単に結べ、初めて覚える結び方として最適です。
  • その為、小物釣り的イメージが強い結び方ですが、同じ力で締め込んだ場合のチモトの結束力は内掛け結びを上回る事から、太糸を使う大物用に多用されています。
  • マクラ掛けにより、漁師結びに近い糸の角度になり、針の耳と糸のスレが防止されますので、黒鯛等、細糸で長時間大物とのやりとりが可能になります。
  • ただ、10号以上のナイロン糸の場合、強い結束力を得るには、プライヤー等の道具で増し締めをする必要があります。

(3)内掛け結び

4knot_3_1

  • 外掛け結びと共に、広く知られている結び方です。
  • 巻き付けた糸が端にくる為、巻き付け部が1つほどけても、結びを維持できる事から、大物対応の結びとされていますが、太い糸では、締め込んでもチモト部まで力が伝わりにくく、チモト部の結束が甘くなりがちで、スッポ抜けが起こり易いのが難点です。
  • 従い、外掛け結びと同様に、太いナイロン糸では、プライヤー等を使用して、チモト部までしっかりと増し締めをする必要があります。

(4)漁師結び(別名:トックリ結び)

4knot_4_1

  • ナイロン6~8号で、一度に千本以上の針を結ぶ「ハエ縄(雑縄)漁」用に、考案された結び方です。
  • わずか3回の糸操作で、3~4秒で結べ、ハリスが途中で切れても、短いハリスにすぐ新しい針を着け足す事ができる、まさに効率最優先の漁用結びですので、ベテランを自認される方は、覚えておくととても便利な結び方です。
  • ただし、針と糸に角度がついてしまう事、太目の糸では締めが甘くなりがちで、結びが裏側に回ってしまう事から、一般の釣り人からは敬遠されがちです。
戻る